▪️TMG Guitar Co.との出会い
Brush eightが日本に初めてTMG Guitar Co.を持ち込んだことをご存じでしょうか?実は、「Hsiu Guitar Work Shop」も同様に、Brush eightが日本初で展開したブランドはいくつもあります。
ちなみに、OOPEGGのネックエンド、ネックプレート部のアイデアも私、中村です。
世界初だそうで、
海外でも好評だそうです。
この部分↓
2013年にBrush eightを立ち上げ、その翌年2014年に初めてNAMM SHOWに参加しました。そこで気になったブランドが、TMG Guitar Co.でした。その年は試奏だけでしたが、ギターそのもののサウンド、魅力が心に残り、とても気になってました。
翌年2015年には、TMGのブースがなく、他のメーカーのブースにギターやベースが展示されているのを見つけました。その場で色々と話を進め、取り扱いの計画を練り始めました。その際、大きく協力してくれたのがTMGユーザーのギタリスト、中村陽平さんとベーシストのKASH(カッシュ)でした。
▪️中村陽平さんとKASHのサポート
陽平さんは、スティービー・ワンダーやブライアン・マックナイトなどのサポートをしているギタリストで、そのプレイだけでなく、人としても大尊敬しています。
一方、KASHは「Neighbors Complain」
https://neighbors-complain.com/
というバンドで活躍しているベーシストで、昔から仲の良い後輩です。この二人の協力を得て、Brush eightとTMG Guitarを繋ぐことができました。
2016年、NAMM SHOWにKASHと一緒に訪れ、陽平さんとTMGのジョナサン、私の3人で話し合い、日本の代理店を正式に決定しました。そのとき、2~3本のギターを持ち帰り、日本での販売をスタートしました。
最初に仕入れた1本目
▪️日本でのスタートとその後の広がり
最初の3本はすぐに売れました。しかし、その後どうなるかは全くの未知数。しかし幸運なことにその後も即SOLDが続き、自分が見つけてきたギターを信じて購入してくださるお客様に感謝する日々でした。
その後、他から代理店の話が来たようで、TMGからも「大阪と東京の2拠点で展開しよう」という提案がありました。「まあ、広まるなら良いか」と思っていましたが、少し気になることも出てきました。
例えば、新しい代理店から電話で「よろしくお願いします!飲みに行きましょう!」と明るく挨拶されたあと、「ところでTMGのサイトのドメイン、もらえませんか?」と言われたのは驚きました。また、東京まで挨拶に伺った際、アポ無しでしたが、担当者が不在で名刺だけ渡し、その後連絡がないということもありました。
さらに、Brush eightとは別のTMG日本公式サイトが立ち上がり、そちらを見たお客様からBrush eightに問い合わせが来ることもありました。「まあ、TMGが広まるなら良いか」と思いつつも、少し複雑な気持ちでした。
▪️楽器販売サイトでの出来事
他にも、大手楽器販売サイトでTMG Guitarの広告が掲載されるようになり、ありがたい事でした。ただ、ある時そのリンクをクリックしても、普通の検索でも?Brush eightが出てこない現象がありました。
調べてみると、登録時にTMG Guitarに続けて特定のワードを入れないとBrush eightが表示されない設定に勝手になっていたようです。「広告費を払う企業を優先するのは分かるけど、同じメーカーなら少しくらい出してくれても良いじゃないか」とちょっと笑ってしまいました。
▪️Brush eightの信念
こうした経験を通じて改めて感じたのは、私が代理店として重要視しているのは「信念」と「情熱」です。単にお金だけでなく、製品への愛情や信頼関係を築くことが大切だと考えています。そのため、Brush eightでは国内外問わず、基本的には製作者やトップと直接顔を見て話をして信頼を築いた上で取り扱いを決めています。
ただ「売れれば何でも良い」という考え方や、資金力だけで市場を動かそうとする企業には違和感を感じます。良い楽器や機材は、信念を持って取り扱うことで初めて市場で価値を発揮するものだと信じています。
▪️Hsiu Guitar Work Shopへの期待
Hsiu Guitar Work Shopにも最近他から話が来ていると聞きますが、、笑
ここもBrush eightが日本初で紹介したブランドです。このブランドは信頼できる製作者が手がけており、安心して展開を進めていけると確信しています。